私は昭和30年生まれの東京下町育ちです。幼少の頃は夜になると部屋には電球がともり、夏は冷蔵庫もなく氷を木樽に
入れて簡易冷蔵庫を作っていた時代です。玄米パンや納豆売りのおじさんの声を聞きながら育ちました
小学校に入る前に電気洗濯機やテレビが出現して、インスタントラーメンが世に出たときの驚きは今でもはっきり覚えています。子供たちは目を丸くして、お湯を注いだどんぶりのラーメンを囲んで3分間待ったものでした。
現代ではコンビニに行けば大体のものは揃います。スパーマーケットへ行けば出来上がったお惣菜があふれています。汽車は
新幹線になり、手紙がメールになりどこまで便利になるのでしょう。考えてみればこの40〜50年で私達を取り巻く環境はものすごいスピードで変わってきました。
この半世紀で私達は便利で快適な生活を手に入れましたが、それと引き換えに、一方ではもっと大切な何かを失ってしまったよ
うに思えるのです。これだけ便利で欲しいものが手に入る生活ですが、以前にも増して多くの人たちが忙しい生活を送っている のは皮肉なことです。どうやら「便利さ」と引き換えに「心の豊かさ」を失ってしまったようです。大切なのはバランスではないでしょうか。豊な生活と豊な心です。
現在の日本には食べ物があふれています。食べ過ぎの現代もまさにバランスを欠いた状態と言えるでしょう。そこで私達は食生活を含めたバランスのとれたライフスタイルを提案します。そしてダイエットを通じてそれに関わる方々の健康と幸せを願ってやみません。
人生にはさまざまな出会いがあります。ときには人生を大きく変える出会いがあります。皆様にとって日本痩身医学協会との出会いが、人生をより良い方向へと変える大きな出会いとなることを願っています。
最後に、日頃一緒に活動していただいている協会メンバーに、敬意と感謝の意を表します。 |